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環境への負荷の低減、限りある資源の代替えエネルギーとして 各種再生可能燃料(木質ペレット、RPF等)への移行が進んでいます。 弊社では、従来型の燃料である化石燃料の分析に加え、再生可能燃料の分析も行っております。石炭、コークス、固形燃料等について該当JISや規格に準用した分析を、日本産業規格「廃棄物固形化燃料のRPFについては廃棄物由来の紙、プラスチックなど固形化燃料(RPF)」に基づき、RDFについては「リサイクルにかかわる試験方法:廃棄物固形化燃料」に基づき、適正な前処理及び分析を実施することにより、お客様のプラント管理や運転のお役に立つデータをご提供しております。
分析の専門会社として、化石燃料、リサイクル燃料、バイオマス燃料、石油燃料などの30種類を超える測定項目のメニューを提供。年間分析件数は600案件を超える実績と経験を誇ります。装置としては元素分析計、カロリーメーター、高圧マイクロ波試料分解装置、高周波誘導結合プラズマ発光分光分析装置、原子吸光光度計、誘導結合高周波プラズマ質量分析装置、電気炉、密度計、残留炭素分試験器、引火点測定器など各種取り揃えております。
固体燃料は、水分、灰分、炭素、水素、窒素、硫黄、塩素、フッ素、臭素、酸素、発熱量、揮発分、固定炭素、HGI、ボタン指数、灰融点、未燃分、 金属類、かさ密度など。液体燃料は水分、密度、引火点、発熱量、残留炭素、灰分、目詰まり点、流動点、曇り点、炭素、水素、窒素、硫黄、塩素、金属類、酸価、過酸化 物価など。また、協力会社も含め、多くの項目に対応いたします。
これまでの測定実績は10000案件以上にのぼっています。化学メーカー様化成品メーカー様、製紙メーカー様、繊維メーカー様、石油精製メーカー様、電力エネルギーメーカー様、建材メーカー様からのご依頼がメインです。
試料の炭素(C)、水素(H)、窒素(N)、硫黄(S)を測定する装置です。ヘリウムをキャリアガスとして、ヘリウム雰囲気下で試料に酸素ガスを吹き付け、完全燃焼します。CHNSはガス状の二酸化炭素、水蒸気、窒素及び二酸化硫黄となり、同時に生成した妨害ガスを除いてから検出器に導入されます。検出器は熱電導度検出器(TCD)で、試料成分を含まないキャリアガスとガス化した試料成分を含むガスの熱電導度の差から定量されます。
試料の発熱量を測定する装置です。試料をボンベに入れ、密閉状態で酸素を高圧充填し、燃焼させます。試料燃焼前後の水温上昇値より発熱量に換算します。本装置で測定できるのは固体及び液体で、得られる結果は高位発熱量(総発熱量)となります。低位発熱量(真発熱量)は高位発熱量と水分と水素から算出します。
固体試料を溶液化するなどの前処理時に使用する装置です。金属元素分析において、試料の溶液化は非常に重要な工程です。本装置は高圧、高温条件下の密閉状態で、従来の方法では困難であった試料を溶液化できる前処理装置です。この装置で作製した溶液試料を高周波誘導結合プラズマ発光分光分析装置(ICP-OES)や原子吸光光度計(AAS)で測定対象の金属元素を測定することにより、試料中の金属元素を定量します。
試料溶液中の金属元素を定量する装置です。6000K~10000Kのアルゴンプラズマ中に試料溶液を噴霧します。プラズマ化した金属元素から元素固有のスペクトルを発光させます。スペクトルの波長と発光強度から目的元素を定量します。本装置はマルチタイプで測定スピードが速く、ほとんどすべての金属元素の多元素同時定量が可能です。
試料溶液中の金属元素を定量する装置です。試料を2000K~3000Kの高温に加熱し、原子化した金属元素に光源から励起された光を照射すると、特定の元素は元素固有のスペクトルを吸収します。スペクトルの波長と吸収強度から目的元素を定量します。加熱方法としてはアセチレン-空気炎中や黒鉛炉があります。アルカリ金属、アルカリ土類金属、他一部の金属元素の定量が高感度に可能です。
主に石油製品中の残留炭素分を測定する装置です。窒素雰囲気下の規定条件で試料を蒸発及び熱分解させたときに生成するコークス状炭化残留物を残留炭素 といいます。弊社では、日本産業規格「原油及び石油製品 -残留炭素分の求め方-第2部:ミクロ法」 に基づき、ミクロ留炭素分試験機を用いて残留炭素分を分析します。 重油燃焼時のばいじん発生量、コークス化の程度に関係する数値です。潤滑油では精製度の目安となります。
分析開始から速報までの期間は、試料到着後、最短10営業日となります。測定項目数、繁閑状況、装置の空き状況により変動します。更に短納期をご希望される場合はご相談に応じますので、お問い合わせください。
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