ニュースリリース
12月24日の環境省による水道水質PFOS・PFOA会議での方針検討
12月24日に開催された「第5回PFOS・PFOAに係る水質の目標値等の専門家会議」合同会議を傍聴しました。 本会議では、PFOS・PFOAに関する実務や技術的な内容が議論されました。
PFOS・PFOAの水道水質基準の追加施行後は、基準を超えた場合、直ちに給水停止等の対応が必要であることを考慮し、水道水質基準の追加施行は令和8年4月1日からとする方向となりました。
令和7年度は、これまでに検査実施していない水道事業、水道用水供給事業、専用水道設置者に対し、検査を促進させ、対応を行う期間とする様です。
この会議での議論を踏まえて方針案をとりまとめ、中央環境審議会水道水質・衛生管理小 委員会で審議し、了承が得られた場合は、内閣府 食品安全委員会へ諮問と答申の後パブリックコメントを実施して、改正となります。
今回の検討会での方針は次のとおりです。
・水質基準項目への追加の施行は令和8年4月1日
・PFOS 及び PFOA の基準値は、合算して評価し、50ng/L を採用
・PFOS 及び PFOA の検査回数は、3ヶ月 に1回を基本とするが、検出される可能性が小さい場合等、
検査回数を減らすことが可能