品質調査
ニトロソアミン類分析
ニトロソアミン類は発がん性が指摘されている物質であり、食品、医薬品、タバコなどの製品から検出が報告されています。特に医薬品では、ニトロソアミン類の検出により自主回収に繋がった事例があります。これらに対する管理として、製造業者には混入リスクの評価が求められており、混入リスクを低減する取り組みが重要視されています。 アサヒテクノリサーチでは、お客様のご要望に合わせたニトロソアミン類分析を実施いたします。医薬品のほか、食品、水、大気など幅広い分野の分析にも柔軟かつ迅速に対応し、お客様の品質保証をご支援させていただきます。
サービス内容
アサヒテクノリサーチでは、ニトロソアミン類分析において下記サービスをご提供致します。
定量分析
測定装置LC-MS/MSについて
特定のニトロソアミン類は微量でも人体への影響が懸念されているため、測定において極めて低濃度まで検出できる分析機器が必要となります。弊社では、高感度で測定可能なLC-MS/MSを導入しており、ppbレベル(10億分の1)の定量が可能です。
また、ニトロソアミン類をLC-MS/MSで分析する際に課題となるのが、サプレッション(マトリックスによりイオン化が阻害されること)ですが、アサヒテクノリサーチでは、これまで培ってきた分析ノウハウをもとに、最適な前処理方法及び測定条件を検討・採用することで多様な試料の分析に対応いたします。

クロマトグラム
国内では、医薬品製造販売業者に対して、厚生労働省より自主点検を求めるよう通達があり、9成分が対象となっています。弊社ではその9成分を含めた10成分が分析可能です。
10種以外の化合物や、定量下限値のご相談など、お問い合わせください。
