環境調査
作業環境測定
作業環境測定は法律(労働安全衛生法)で義務付けられた大切な測定です。アサヒテクノリサーチでは粉じん・有機溶剤・特定化学物質・金属・騒音等の有害因子から作業者の健康及び作業環境の向上を目的に調査を行っており、お客様の作業環境を向上させ、有害物質から労働者の健康を守ることを目的に、測定実施から調査結果のご報告、作業環境向上へのアドバイスをご提案させていただきます。
サービス内容
作業環境測定とは、労働安全衛生法第2条に「作業環境の実態を把握するため空気環境その他の作業環境について行うデザイン、サンプリングおよび分析(解析を含む)をいう」と定義されています。
お客様が作業を行う作業場(単位作業場)で測定を行い、採取したサンプルを分析して、作業場の作業環境を第一管理区分(適切)、第二管理区分(改善の余地あり)、第三管理区分(適切でない)として評価し、法令に定められた期間で定期的に測定することで、継続的改善の指標としていただいています。
また、近年の法改正で危険性・有害性のある化学物質を扱う作業場では【法令順守型】から【自律的な管理】への移行が進んでおり、各作業場でのリスクアセスメントを中心とした作業環境測定以外にも個人ばく露測定や安全教育が必要となってきています。アサヒテクノリサーチでは多くの作業環境測定士とともに、労働衛生コンサルタント(労働衛生工学)、化学物質管理専門家、作業環境測定管理専門家を要しておりお客様の要望に沿って細やかに対応いたします。
→詳しくは化学物質の自律的管理支援業務ページへ
年間測定単位作業場数 4000以上
社員の40%以上が「作業環境測定士」取得
新規物質へのスピディーな検討・測定対応
ご依頼の流れ
加盟団体及び登録証
日本作業環境測定協会 中国支部 広島分会運営委員在籍
日本作業環境測定協会 機関紹介記事(株式会社アサヒテクノリサーチ)
1号(粉じん)、3号(特定化学物質)、4号(金属)、5号(有機溶剤)、個人サンプリング法事業登録
日本作業環境測定協会が実施する精度管理事業に毎年参加しています。
フィットテストについて
フィットテストとは、金属アーク溶接作業などで発生する溶接ヒュームへの暴露による労働者の健康障害防止の為、呼吸用保護具(マスク)が適正に装着され、漏れがないことを確認するためのテストです。
2023年4月1日から、1回/年の頻度で溶接ヒューム作業者のフィットテストを行い、記録を3年間保管することが義務付けられました。
フィットテスト実施者について
フィットテストは、厚生労働省により出された教育実施要領に基づき、この教育カリキュラムを受け、十分な知識及び技能を有するものが実施します。アサヒテクノリサーチでは、技能者講習を受けた作業環境測定士がマスクの正しい装着方法の指導を行い、適正な装着をすることで、作業者を健康障害から守り、また可能な限りフィットテストが不合格にならないように努めます。
フィットテスト実施方法
フィットテスト実施方法には、「定性的フィットテスト」と「定量的フィットテスト」があります。
アサヒテクノリサーチでは、「定量的フィットテスト」として、最も精度良く、短時間で測定可能な疑縮核カウンターを用いた、光散乱方式を採用しています。また、フィットテスト実施後、測定結果報告書を発行致します。不合格になった場合も、技能講習を受けた作業環境測定士が指導し、その場で再テストを実施します。ただし、3回の測定を実施し、不合格の場合は、マスクの形状が作業者に適合しないとみなし、テスト不合格になるため、ご注意ください。
フィットテストの事前準備
フィットテストにはご使用のマスクに適合するアダプターを準備する必要があります。アサヒテクノリサーチでは、事前にご使用のマスクメーカー、マスクの形式およびサイズを専用の事前調査表にご記入頂くことにより、実費で事前にアダプターの手配を致します。使い捨てマスクを除いて、一度ご購入されたアダプターは次年度以降もご使用可能です。
フィットテスト事前確認事項
①会社名、住所、部署、連絡先、ご担当者氏名等ご依頼者の情報をご記載ください。
②使用しているマスク情報をご記載ください。(マスクメーカー、種類、形式、サイズ)
③被験者の情報をご記載ください。(氏名、部署名、眼鏡の着用有無)
※ご入力いただいた情報がそのまま測定機等に転送されます。